憧れのお店もリノベで!!
2025年05月09日更新
こんにちは。ABCリノベです。
「自分だけのお店を持ちたいけれど、新築はハードルが高い…」「今あるお店をもっと魅力的に、お客様に喜ばれる空間にしたい!」そうお考えではありませんか?近年、中古物件や空き家を有効活用し、オリジナリティあふれる理想の店舗を実現する「リノベでお店を開く」という選択が注目されています。コストを抑えつつ、自由な発想で個性的な空間を創造できるのが、その大きな魅力です。
この記事では、「リノベでお店を開く」ことの基礎知識から、具体的なメリット・デメリット、成功のための重要なポイント、気になる費用相場や工事の流れ、さらにはおしゃれな店舗を実現するためのアイデアまで、詳しく解説していきます。
この記事を読めば、「リノベでお店を開く」という選択肢がより具体的に見えてきて、計画を進める上での疑問や不安を解消し、夢の実現への第一歩を踏み出すことができるでしょう。
これから「リノベでお店を開く」ことを検討されている方、情報収集を始めたばかりの方、そして理想の店舗づくりに悩んでいるすべての方に、ぜひお役立ていただきたい情報が満載です。
リノベでお店を開くってどういうこと?基礎知識を解説
「リノベでお店を開く」という言葉をよく耳にするようになりましたが、具体的にどのようなものなのでしょうか。まずは、店舗リノベーションの基本的な知識を整理し、理想のお店づくりへの理解を深めましょう。
リノベでお店を開く:リフォームとの本質的な違い
「リノベーション」と「リフォーム」、どちらも建物を改修するという点では共通していますが、その目的や工事の規模には明確な違いがあります。「リフォーム」は、老朽化した部分の修繕や、古くなった設備の交換など、主に建物を元の状態に戻すことや部分的な改善を指します。例えば、壁紙の張り替えやキッチン設備の入れ替えなどが典型的なリフォームです。
対して、「リノベーション」は、既存の建物に対して、新たな機能やデザイン、価値を付け加えることを目的とした大規模な改修工事を指します。間取りの大幅な変更はもちろん、建物の用途自体を変更することもあります。つまり、「リノベでお店を開く」とは、もともと住居だった建物をカフェやショップに生まれ変わらせたり、既存の店舗を全く新しいコンセプトのお店へと大胆に変貌させたりすることなのです。デザイン性や機能性を飛躍的に向上させ、物件そのものの価値を高めるのがリノベーションの大きな特徴と言えるでしょう。
リノベでお店を開くことのメリットとは?
新築で店舗を構えたり、居抜き物件を利用したりするのとは異なる、「リノベでお店を開く」ことならではのメリットは数多く存在します。賢く、そして個性的に理想のお店を実現するために、その魅力をしっかりと把握しておきましょう。
- デザインの自由度が格段に高い: 既存の建物の構造を活かしつつも、間取りや内装、外観デザインに至るまで、オーナー様のこだわりやお店が目指すコンセプトを細部まで反映させた、自由で創造的な店舗デザインが可能です。オリジナリティあふれる空間は、お店の強力な個性となり、お客様を引きつける大きな力となります。
- コストを抑えられる可能性がある: 一般的に、新築で店舗を建設する場合と比較して、建築にかかる初期費用を大幅に削減できる可能性があります。特に、中古物件や空き家を活用する場合、物件の取得費用と改修費用を合計しても、新築よりもトータルコストを抑えられるケースは少なくありません。これにより、浮いた予算を運転資金やより充実した設備投資に充当できるという大きな利点も生まれます。
- 物件の選択肢が広がる: 新築に適した土地がなかなか見つからないような人気のエリアであっても、中古物件や空き家であれば、選択肢が広がる可能性があります。駅からのアクセスが良い場所や人通りの多い通りなど、ビジネスにとって有利な立地の物件を見つけやすいのも、「リノベでお店を開く」ならではのメリットと言えるでしょう。
- 既存の建物の持つ独自の魅力を最大限に活かせる: 歴史を感じさせる古民家や、味わいのあるレトロなビルなど、既存の建物が持つ独特の雰囲気やストーリーを活かした店舗づくりが可能です。これは、新築では決して出すことのできない深みや個性を店舗にもたらし、他店との明確な差別化を図る上で非常に有効な要素となり、お店のブランディングにも大きく貢献します。
リノベでお店を開く際のデメリットと注意点
多くの魅力を持つ「リノベでお店を開く」という選択ですが、計画をスムーズに進めるためには、事前に知っておくべきデメリットや注意点も存在します。これらをあらかじめ把握しておくことで、より現実的で確実な店舗づくりへと繋げることができます。
- 物件の状態によっては費用が想定以上にかさむことも: 中古物件の場合、外観や内見だけでは判断しにくい老朽化が内部で進行していたり、構造上の予期せぬ問題が隠れていたりすることがあります。耐震補強工事や大規模な断熱改修、給排水管の全交換など、当初の計画にはなかった追加工事が必要となり、結果的に総費用が膨らんでしまうケースも考慮に入れておく必要があります。
- 工事期間が長期化する可能性: リノベーションは、物件の状態や工事の規模によって、プランニングから設計、実際の施工、そして完成までに相応の時間を要することがあります。特に、解体作業を進めていく中で初めて判明する問題点(例えば、想定外の腐食や構造材の劣化など)が出てくると、工期の延長を余儀なくされることもあります。開業までのスケジュールには、ある程度の余裕を持たせておくことが非常に重要です。
- 各種法規制の確認が不可欠: 建物の用途を現在のものから変更する場合(例えば、住宅として使われていた建物を店舗として利用するケース)、建築基準法や消防法をはじめとする様々な法規制が関わってきます。これらの規制を遵守し、必要な手続きをクリアしなければ、店舗としての営業許可が下りないこともあります。物件選びの段階から、店舗リノベーションの経験が豊富な専門家と密に連携を取り、法的な条件を事前にしっかりと確認することが不可欠です。
- 構造上の制約が存在する場合も: 既存の建物の構造(木造、鉄骨造、RC造など)や、建物の骨格を成す重要な柱や壁の位置によっては、オーナー様が希望する間取りやデザインが物理的に実現できない場合があります。特に、構造耐力上、撤去や移動が不可能な柱や壁は存在するため、どこまで変更が可能で、どこに制約があるのかを、専門家である建築士やリノベーション会社に正確に見極めてもらう必要があります。
夢を実現!リノベでお店を開くための成功戦略
「リノベでお店を開く」ことを成功させ、地域の人々に愛され、繁盛するお店を創り上げるためには、計画段階からの緻密な戦略と準備が欠かせません。ここでは、そのための重要なポイントを解説します。
リノベでお店を開く:お店のコンセプトを徹底的に明確化する
「リノベでお店を開く」上で、まず最初に取り組むべき最も重要なステップは、お店のコンセプトを徹底的に明確にすることです。「どのようなお客様に(ターゲット顧客層)」「どのような商品やサービスを(提供価値)」「どのような空間や方法で(店舗の雰囲気、運営方法)」提供するお店なのかを、具体的かつ詳細に定義しましょう。ターゲットとする顧客の年齢層、性別、ライフスタイル、価値観、提供する商品やサービスの独自性、価格設定、お店の内装や外観のイメージ、接客スタイルなどを細かく設定することで、自ずと内装デザインの方向性、必要な設備の種類や規模、そして最適な物件選びの基準までが明確になってきます。コンセプトが曖昧なまま計画を進めてしまうと、ちぐはぐで統一感のないお店になったり、本来ターゲットとすべき顧客層に魅力が伝わらない空間になったりするリスクがあります。
リノベでお店を開く:物件選びは将来を見据えて慎重に
明確なコンセプトが固まったら、次はそのコンセプトを最大限に活かせる物件を探すフェーズに入ります。立地条件(駅からの距離、周辺環境、競合店の状況、ターゲット顧客の動線など)の吟味はもちろんのこと、建物の状態(築年数、構造、広さ、天井高、電気・ガス・水道などのインフラ状況、耐震性など)も詳細に確認する必要があります。「リノベでお店を開く」場合、理想とするデザインや間取りが実現可能か、必要な改修工事の規模や費用はどれくらいになるか、といったリノベーション特有の視点が特に重要になります。物件探しの段階から、店舗リノベーションの実績が豊富な専門業者に同行してもらい、プロの目で物件の状態を詳細にチェックしてもらうことを強くおすすめします。
リノベでお店を開く:資金計画は余裕と多角的な視点で
「リノベでお店を開く」際に必要となる費用は、物件の取得費(購入または賃貸の初期費用)、設計デザイン費、内装・外装の工事費だけではありません。厨房機器や什器、POSレジ、看板、インテリア小物などの設備投資費用、開業前の広告宣伝費、そして開業後の数ヶ月分の運転資金(家賃、人件費、仕入れ費用、光熱費など)も事前にしっかりと準備しておく必要があります。また、前述の通り、解体後に判明する構造上の問題や予期せぬ追加工事が発生する可能性も常に考慮に入れ、全体の資金計画には当初の見積もりに対して10~20%程度の予備費を盛り込んでおくことが賢明です。自己資金だけで不足する場合は、日本政策金融公庫や各種金融機関からの融資、あるいは国や地方自治体が設けている補助金・助成金制度の活用も積極的に検討し、無理のない、実現可能な資金計画を立てましょう。
リノベでお店を開く:信頼できるパートナーとしての業者選び
「リノベでお店を開く」というプロジェクトの成否は、共に夢を形にしていくパートナー、つまり信頼できるリノベーション業者を選べるかどうかに大きく左右されると言っても過言ではありません。店舗リノベーションの実績が豊富で、優れたデザイン力はもちろんのこと、確かな施工技術と品質管理体制を持っている業者を選びましょう。複数の業者候補から相見積もりを取得し、提案されるプランの内容、費用の内訳の透明性、担当者の専門知識やコミュニケーション能力、過去の施工事例などを多角的に比較検討することが重要です。可能であれば、その業者が過去に手掛けたお店を実際に訪れてみて、デザインや施工のクオリティ、お店の雰囲気を自分の目で確かめてみるのも良いでしょう。何よりも、こちらの要望や不安を丁寧にヒアリングし、専門家としての的確なアドバイスをくれ、二人三脚でプロジェクトを進めてくれる誠実な業者であれば、安心して大切な店舗づくりを任せることができます。
リノベでお店を開く!気になる費用相場と工事の流れ
実際に「リノベでお店を開く」ことを考え始めると、具体的にどれくらいの費用を見込んでおけば良いのか、どのようなステップで工事が進んでいくのかは、誰もが最も気になるポイントでしょう。ここでは、一般的な費用相場と工事の進め方の概要について解説します。
リノベでお店を開く:業種別・規模別の費用相場感
店舗リノベーションにかかる費用は、お店の業種(飲食店、物販店、美容室など)、規模(坪数)、選択する物件の現状(築年数、内外装の状態、設備の有無など)、内装デザインのこだわり度合い、導入する設備のグレードなど、非常に多くの要因によって大きく変動します。そのため、一概に「いくら」と断言することは難しいのですが、おおよその目安として、坪単価で考えると一般的に以下のような相場感になります。
- 物販店(アパレル、雑貨店など): 比較的、内装工事がシンプルに済むケースが多く、坪単価20万円~50万円程度が一つの目安です。ただし、お店のブランドイメージを強く打ち出すために、素材や造作にこだわった特別な内装デザインにする場合は、この範囲を超えることもあります。
- 飲食店(カフェ、レストラン、居酒屋など): 厨房設備の設置や、強力な排気・給排水設備工事、防水工事など、専門的で大掛かりな工事が必要となるため、坪単価30万円~80万円程度が目安となります。特に、火力を多く使う重飲食の店舗や、複雑な動線計画が必要な場合は、費用が高くなる傾向が見られます。
- 美容室・サロン(ヘアサロン、エステサロンなど): シャンプー台の設置に伴う給排水設備工事や、個室の造作、特別な照明計画などが必要となるため、坪単価30万円~70万円程度が目安です。内装デザインにこだわり、高級感やリラックスできる空間を演出する場合には、さらに費用が上乗せされることがあります。
これらの金額は、あくまで一般的な目安であり、物件の個別の状況や工事内容、デザインの具体性によって大きく変わることをご理解ください。正確な費用を把握するためには、必ず複数の専門業者に現地調査を依頼し、詳細な見積もりを取得することが不可欠です。
リノベでお店を開く:工事の基本的な進め方
店舗リノベーションは、お客様の夢を形にするためのプロジェクトであり、一般的に以下のようなステップで慎重に進められます。
- ご相談・ヒアリング: まずは、信頼できるリノベーション会社にご相談いただき、どのようなお店を開きたいのか、お店のコンセプト、ターゲット顧客、イメージするデザイン、おおよその予算、希望する工事内容や開業時期などを詳しくお聞かせください。
- 現地調査・物件確認: リノベーションを計画している物件の現状(広さ、構造、築年数、電気・ガス・水道などのインフラ状況、法規上の制限など)を、専門のスタッフが現地に赴き詳細に調査します。この調査結果が、具体的なプランニングの重要な基礎データとなります。
- プランニング・お見積もり提示: ヒアリングさせていただいた内容と、現地調査の結果に基づいて、お客様のご要望を最大限に反映した具体的なデザインプラン(平面図、イメージパースなど)と、詳細な工事項目を含んだお見積もりを作成し、ご提示します。プラン内容や費用について、ご納得いただけるまで何度でも打ち合わせを重ねます。
- ご契約: ご提案したプランとお見積もりにご満足いただけましたら、工事請負契約を締結します。契約書の内容(工事範囲、金額、支払い条件、工期、保証など)をしっかりとご確認いただきます。
- 詳細設計・仕様決定: ご契約後、より詳細な実施設計図面(平面詳細図、展開図、設備図、電気配線図など)を作成します。並行して、壁材、床材、天井材などの内装材や、照明器具、衛生設備、厨房機器などの各種設備機器の具体的な仕様を選定し、決定していきます。
- 各種申請手続き(必要な場合): 建物の用途変更や大規模な改修を伴う場合、建築確認申請や消防署への届出、保健所への申請など、法的に必要な各種申請手続きを行います。これらの手続きは専門的な知識を要するため、リノベーション会社が代行またはサポートするのが一般的です。
- 近隣へのご挨拶・着工: 工事開始前に、リノベーション会社の担当者が施主様と共に、近隣の住民の方々や同じ建物内のテナント様へ、工事期間や騒音・振動などについてのご説明とご挨拶に伺います。その後、いよいよ実際の解体・改修工事がスタートします。
- 施工・工事監理: 作成した設計図面に基づいて、専門の職人が丁寧に工事を進めていきます。リノベーション会社は、工事が計画通りに、かつ安全に進捗しているか、施工品質に問題がないかなどを、責任を持って管理・監督します。施主様にも定期的に現場をご確認いただき、進捗状況を共有します。
- 完了検査・お引き渡し: すべての工事が完了したら、まず社内検査を行い、その後、施主様お立ち会いのもとで、契約内容通りに仕上がっているか、不具合箇所はないかなどの最終的なチェック(完了検査)を実施します。すべての確認が取れ、ご納得いただけましたら、お店の鍵やお引渡し書類をお渡しし、お引き渡しとなります。
- アフターフォロー・保証: お引き渡し後も、安心して店舗運営をしていただけるよう、不具合が発生した場合の保証制度や、定期的なメンテナンスのご相談など、末永いアフターフォロー体制を整えているかを確認しておきましょう。
まとめ
「リノベでお店を開く」ことは、単に建物を改装するだけでなく、オーナー様の夢や情熱を形にし、地域に新たな価値を生み出す創造的なプロジェクトです。この記事では、その基礎知識から成功のポイント、費用感、そして具体的な流れに至るまで、幅広く解説してきました。メリット・デメリットを理解し、しっかりとしたコンセプトと資金計画を立て、信頼できるパートナーと共に進めることで、理想のお店は必ず実現できます。
八戸市でリノベーション・リフォームを検討している方は、是非この記事を参考にしてください! 八戸市のリノベーション・リフォームはABCリノベにお任せください!!